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5年3組リョウタ組 [本]

石田衣良さんが新聞に連載していた作品。
『池袋ウェストゲートパーク』シリーズなど、多感な時期の青年たちを描くことの多かった著者が書く小学校の先生は、どんな感じになるのか楽しみに読み始めた。

毎年学年内での順位を競い合う名門公立小学校の教師のリョウタ。
順位はいつもビリ。
そんな落ちこぼれ先生が1年間で徐々に成長していく姿が描かれる。

とてもよく取材されているな、というのが第一印象。
小学校を舞台にするというのは、誰もがよく知っている場所だけに、かえって難しいのではないかと思うが、よく調べられているなと感じた。
私立小学校のお受験に失敗し、親に優秀な兄と比べられながら劣等感に苛まれる子ども。
若い先生をいじめる、定年間際のベテランの先生……などなど
そんなトラブルに対して、リョウタ先生は天然とも才能とも言える、自然体で対峙していく。
きっと今時のテレビドラマにしたら、ぴったりなのだろう。

ただ問題は、私自身は昔から、金八先生や教師ビンビン物語など、熱血先生が出てくるドラマがどうにも苦手なのだ。
実際にあるかもしれないとは思いつつ、どうもキレイゴトに見えてしまうのだ。
この小説のリョウタ先生は、ただ熱血というわけではなく、どこか冷めている部分も持っている。
なので、前者のような熱い先生像というわけではないのだが、やはりどこかキレイゴトのように感じてしまう。

5年3組リョウタ組

5年3組リョウタ組

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2008/01
  • メディア: 単行本



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